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date: 2016.1.21
なおまる
なお丸
埼玉県在住。自らを「なお丸」と名乗る。
調理師免許を取得後に体調を崩し自宅療養していた際に、自らが創造主となり独自の創世神話を構築。物語制作と並行して樹脂粘土を使い、その登場人物を多彩なフィギュアとして創作する。これまでに生み出したオリジナルキャラクターの数は300体以上。
Naomaru
Naomaru from Saitama prefecture.
This artists name is Naomaru.After he got his cooking license, he became ill and stayed at home to recuperate.
At this point in time he started to created his own mythical world.
Mr Naomaru has spent much of his time bringing these creatures to life using clay.At present, Mr Naomaru has made more than 300 figures.
Naomaru from Saitama prefecture.
This artists name is Naomaru.After he got his cooking license, he became ill and stayed at home to recuperate.
At this point in time he started to created his own mythical world.
Mr Naomaru has spent much of his time bringing these creatures to life using clay.At present, Mr Naomaru has made more than 300 figures.
column
written: 櫛野 展正
色鮮やかな粘土で出来たバラエティに富んだ人形たち。大きなものは、50センチ程はある。いくら眺めてみても、何のキャラクターか思い出すことは出来ない。それもそのはず、これらは全てたった一人の青年の手で作られたオリジナルのキャラクターだからだ。
さいたま市にある閑静な住宅街に、自らを「なお丸」と名乗る男性が両親と暮らしている。樹脂粘土を使い、7年程前からこれまで300体以上の人形たちを作り続けてきた。驚くべきことに、全てこれらの人形たちは彼が作った物語に登場するキャラクターで、「ハイボウル」「ジャックフロスト」「ウミウシヒメ」など、一体一体名前が付けられ、小さなサイズの人形は、支持体に綿棒を入れるなど制作を重ねる中で独自の工夫が施されていった。
専門学校で調理師免許を取得後、体調を崩し自宅で過ごしていた際に、両親の勧めで本格的に創り始めたのだとか。世の中に生きにくさを抱えていた彼は、僕たちが暮らす世界とは別の世界を机の上で作り出した。神話が好きな彼は、まるで自らが創造主となって自分の世界を構築しているのかも知れない。今後の夢を尋ねると、「私の作品をストーリー化したいということです」との答えが。近年評価が高まっている人形とともに、いままさに彼自身も再び社会へ旅立とうとしている。
なお丸 絵本「ケアスペース」
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