クシノテラス

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date: 2017.7.25

けうけげん

けうけげん

1992年生まれ、宮城県在住。

全国ネットのお笑い番組の投稿コーナー等では常連として、その存在が認知されている。

小学生の時より芸人に憧れを抱き、13歳より架空芸人の創作を開始。

広告の裏などに生み出した架空芸人は優に1000枚を超え、所属事務所や出場した架空の大会など細かく設定されている。

column

written: 櫛野 展正

 僕の人生で不可欠なものの一つに「笑い」がある。小さい頃から『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)や『8時だョ!全員集合』(TBS)に夢中になり、あの時代の誰もがそうであったように、学生時代は「ダウンタウン」の影響を大いに受けた。そこから過去の漫才やコント番組を見返すようになり、本格的にネタを作ることこそ無かったものの、今でも頻繁に若手芸人やネタ番組をチェックしているし劇場にも時々足を運んでいる。最近、お笑い芸人の方々とトークライブで共演させていただいているのも、そうした憧れの気持ちが根底にはある。そんな僕が、最近「この人には勝てない」と感服してしまうほどの熱量を持ったお笑い好きの若者と出会った。
 待ち合わせ場所の「せんだいメディアテーク』にやってきてくれたのは、「けうけげん」と名乗る25歳の青年だ。宮城県南部の白石市在住の彼は、1992年に2人兄姉の長男として生まれた。宮城県名取市の尚絅学院表現文化学科でメディアや映像、雑誌媒体の分野について学び、卒論では『コント論』を執筆。卒業後は福島県内のサービスエリアで販売員として働き、繁忙期は月の半分ほど夜勤業務をこなすという多忙な日々を過ごしている。
 そんな彼が中学1年生の時から広告の裏に描き続けているのが、自ら考案した架空のお笑い芸人だ。持参してくれたスーパーのビニール袋に雑多に入れられた膨大な紙の束に、度肝を抜かれてしまった。ピン芸人やコンビ芸人、そしてトリオ芸人に至るまで宣材写真のような手書きのイラストが鉛筆で描かれている。ざっと眺めて見ただけでも1000枚以上はあるだろうか。「秘宝少年」「ねるとこすむとこ」「パッキーランチ」「カフェオレ鶴吉」など、どこかで耳にしたことがある芸名が並んでいるが、もちろん実在している人はひとりもいない。 
広告の裏などに架空芸人を描き続けている.jpeg

 最初は、雑誌とかで知った芸人の名前をメモすることをしていたんですが、それだけでは飽き足らなくなって、13歳頃から自分で架空のお笑い芸人や番組を考えるようになりました。最初はノートの隅などに描いていたんですが、やがて広告の裏やメモ用紙に描くようになりましたね。





 彼によると、架空芸人の中でコンビやトリオを組んでいても解散してピン芸人や別のコンビとして活動する芸人もいるそうだ。もちろん全て彼の妄想世界の話なんだけど。そういう時は消しゴムで消して描き直していくとのこと。だから、うっすらと鉛筆の跡が残っていたものがあるし、なるほどそういう作業には鉛筆が好都合なわけだ。自分で楽しむだけに始め、誰にも見せることのなかった架空芸人の創作だが、2〜3年くらい前にTwitterにアップしたり今年の3月に、池袋にあった大喜利専門スペース「喜利の箱」でのイベントに持参したりしたところ、話題を呼んだ。そもそも、彼がお笑いを好きになったのは小学生の頃からだという。

 『M-1グランプリ』(朝日放送)がきっかけで『エンタの神様』(日本テレビ)などの「ネタ見せ」番組が増えてきた頃、僕は小学生だったんです。小学5年生の時に、課外授業で学校に泊ることになりまして、初めて放送日に『笑いの金メダル』(テレビ朝日)を観れなかったんで、帰宅後に録画した番組を観たんです。そしたら、なぜか今までより面白く感じて、ビデオが擦り切れるほど何度も観てるうちに、他のお笑い番組も片っ端から録画するようになったんです。 

 当時好きだったのは、その番組に出演していた漫才コンビ「三拍子」。その時に披露していた火災現場から逃げるというネタに笑い転げた。セリフを暗唱できるほど見返しているうちに、小学校ではそのネタをベースに考えた自作のネタを披露した。やがて自分でもネタを作って、友達と漫才をするようになり、どんどんお笑いに陶酔していったそうだ。
 中学校では、年に一度、教育実習生のお別れ会の時に、友達と漫才を披露した。当時は、自作のネタを皆の前で披露できることが嬉しくてたまらなかった。高校では新入生歓迎会で漫談をする程度だったが、代わりにインターネットの「MM1グランプリ」という投稿サイトに自作ネタの投稿を始めた。携帯電話の送信メールなどに常にネタを書き溜めていたようだ。

 インターネットには今でも投稿してるんです。初めて投稿した時に、その日にテレビで放送していたアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のゲスト妖怪が「毛羽毛現(けうけげん)」だったので、それをペンネームにしたんです。これは後付けなんですけど、「けう」が「珍しい」、「けげん」が「変な」って意味だから、なんだかお笑いっぽい名前だなと思ってます。 

 ネット上に投稿を続ける「けうけげん」を一躍有名にしたのが、NHKで2005年から2017年まで放送されていた番組『着信御礼!ケータイ大喜利』だ。雑誌の投稿コーナーなどで大喜利への参加経験はあるものの、大学1年の時に偶然手に取った『着信御礼!ケータイ大喜利』の本がきっかけで参加を決意。見事にレジェンドの称号を得て、レジェンド同士の大会でもチャンピオンとなり、2016年3月には7人しかいない「レジェンド オブ レジェンド」で最後の称号を手にした。並行して『IPPONグランプリ』など有名番組でも何度か投稿が採用されたそうだ。
第7回レジェンドオブレジェンドに輝いた.jpeg
 今でもネタ作りを続けているが、文字に起こしているネタは70ほど。文字には書いていないけれど、頭からオチまで決まっているネタは100もある。これらのネタは全て記憶しているというから驚きだ。何より僕が一番衝撃を受けたのは、架空芸人のキャラクター設定から所属事務所、そしてネタまで決まっていることだ。「ネタ作りは、頭の中で誰かが演じているのを想像する方が作りやすいんです」と教えてくれたが、もう凄いという言葉以外には見つからない。そして、レシートの裏やお菓子の包装紙の裏などに描かれた紙には、架空の芸人たちが出場する架空の『R-1グランプリ』や『M-1グランプリ』、『キングオブコント』などの大会の記録が細かく綴られている。中には書き途中の紙もあり、本人以外にはとても解読できそうにない。 
第1回R-1グランプリ。優勝は津川シュンスケ.jpeg
<架空の第1回R-1グランプリ。優勝は津川シュンスケ>

 『キングオブコント』の優勝者は、第一回目から順に、「超獣ギガ」「クウィンシーメンズ」「アンソロジーズ」「カテナチオ」「猩々」「アリスとテレス」「笑う毒蛇」「ストレートボディブロー」。『THE MANZAI』は、「なます亭」「ジャーニーバイパス」「渡川オーマイゴッド」で、『M-1グランプリ』だと「笹舟」「ゴールデンワーロック」「ウィルノンシノン」「ニュースリース」だったと思います。 

 テレビで沢山の芸人さんの姿を目にしたり、インターネットに書き起こされたネタを読んできたりしたものの、実際に生でライブを見た経験はほとんど無いという。話を伺うと、小学校と中学校は共に1クラスのみだし、インターネット回線が開通したのは3年前と、仕事の都合だけではなく地方ならではの不便さも大いに影響しているようだ。観ることができなかった番組は、今ではインターネットなどを活用して欠かさずチェックしているが、こんなにもお笑いにどっぷり浸かった生活の根底にあるのは、芸人や放送作家への憧れだ。
架空の第3回『キングオブコント』.jpeg
<架空の第3回キングオブコント。優勝はアンソロジーズ>

 サービスエリアで働いていますが、お笑い芸人や放送作家への夢は正直捨てきれていないんです。物語や話を考えるのが好きなんですが、やっぱり考えるだけじゃなくて自分で演じたり芸人さんに演じてもらったりしたいという気持ちはあります。ただ、実家は兼業農家で、必ず跡を継がなきゃいけないことはないんですが、両親が高齢で僕が長男だから、僕が稼ぎ頭にならなきゃいけない。大学に進学した時に、親に学費や迷惑もかけちゃいましたから、全てを捨ててチャレンジすることは難しい状況なんですよね。 




<けうけげんのコント「待ち合わせ」> 

 大げさかもしれないけれど、地方でライブに行くことができなかったり芸人や放送作家になることができなかったりする現状が、彼の妄想を膨らませている気がしてならない。いまや架空芸人の創作は彼にとって大事なライフワークの一つとなっている。もしかすると、制限された現実世界とは別の仮想世界を生み出すことで、彼は何とか自分を保っているのかもしれない。パソコンやメディア機器に頼ることなどなく、レシートや広告の裏面に鉛筆と消しゴムという最低限の超アナログ技術で書き続けられた時間の痕跡が堪え難い重みとなって僕のこころを刺激する。こんなにもお笑いの才能に溢れた彼のことを僕は「どうにかしたい」と本気で考えているのも事実で、そのために僕はこの文章を書き綴っているのかもしれない。




 【けうけげんオススメの架空芸人紹介】


①ルイルードヴィッヒ/結成2年・SMA所属
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左:めたる会長(ツッコミ) 左:桜田智彦(ボケ) 

会長はかつて「メタル生徒会」というトリオで活動し、M-1準決勝など売れかけていたが、ほぼ独裁体制となってしまっていた状態にボケ2人が耐えられず8年目で解散(1人は引退、1人はピン芸人「ミズノシゲヒコ」として活動)
トリオ時代の悪評でなかなか新相方が決まらない中、後輩でピン芸人だった桜田が誘う形で新コンビ結成。
芸風は主に漫才、桜田のマイペースで世界観の強いボケに会長が絶叫ツッコミで斬るスタイル。

代表作「漫才/ブタの化け物」
「最近は怖い世の中」とネット炎上、チカン冤罪、強盗などを挙げる会長に対し、「でもブタの化け物に襲われる方が怖いですよ」と桜田が返し、
ネットで叩く奴をブタの化け物が襲う、チカンしかいない電車でブタの化け物が暴れるなど、様々な危険なシチュエーションで桜田がブタの化け物として現れる。
会長が「ブタよりライオンの化け物の方が怖いだろ!」などとツッコむと「いやいや、ライオンは誇り高いから化け物にならないでしょう」などと飄々とかわす。
 
②プリズムプログラム/10年目・ホリプロコム所属
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左後列より: 能知義馬・ドメスティック飯田
前列左より: 杏奈・中輪豊(主にツッコミ)・後藤美央
 

男性3人、女性2人の珍しい編成の5人組。
5人という人数を活かした人間関係と設定を重視した演劇的なコントが持ち味で、キングオブコントでの最高成績は準優勝、定期的に開催される単独ライブに定評がある。
5人での活動だけでなく、中輪はピンでR-1決勝進出経験がある他、男性メンバーで「あんしんかん」、女性メンバーで「トゥルルル!」という派生ユニットでの活動もしている。

 
代表作「コント/かくれんぼ」
中学生の中輪が、放課後に友達とのかくれんぼで教室の掃除用具入れに隠れる。
すると中輪が隠れていることを知らないクラスメイトの飯田や杏奈、担任教師の美央、鬼の能知が入れ替わり立ち替わり現れ、
実は転校を控えてる、実は性別を偽っている、実は人を殺したことがある、実は心臓が無いなど、
衝撃的な秘密を独り言として言ってしまい、真実を知ってしまった中輪は掃除用具入れの中で震えるが、
最終的に全員が教室に集まり、全員の秘密が絶妙に絡まり合っていく。
 
 
③日進ゲッポ・ランポ 結成5年/タイタン所属
日進ゲッポ・ランポ.jpeg
左:大須賀イッポ(ボケ) 右:松原カッポ(ツッコミ)
 

日常ながら非現実的な設定を得意とするコンビ。2人とも容姿がいいため女性ファンも多い。
大須賀は若干尖っており、ネタを見ないで顔だけで寄ってくる女性ファンが嫌い。松原はフレンドリー。
キングオブコントではほぼ無名の状態で決勝に初進出、優勝は逃したものの大きなインパクトを残した。
単独ライブに力を入れており、第1回単独ライブのタイトルは「初歩」。オープニングコントは「初歩の初歩」。
第2回単独は「二歩」でネタタイトルは「香」「龍」「金」と将棋をモチーフにするなど、1回1回の単独に非常に凝る。

 
代表作「コント/スズメバチの恐怖」
松原がキャンプに行った時の写真を大須賀に見せ、いかに楽しかったかを熱く語るが、大須賀が写真にて松原のすぐ後ろにいるスズメバチを発見してしまい、松原は「思い出が怖くなった」と冷めてしまう。
気を取り直して別の写真を見せるがことごとくスズメバチが写っており、絶対にスズメバチが来ないであろう場所や、更にはキャンプとは別の写真にもスズメバチが写っており、刺されてたらどうしようという恐怖が徐々に心霊的な恐怖に変わっていく。
 
 
④はだしのきせつ 結成3年目/東京よしもと所属
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左:高梨真衣香(ツッコミ) 右:新崎奈月(ボケ)
 

芸歴3年目ながら独特の世界観のネタで評価されている女性コンビ。
漫才、コント共にこなすが、基本的に新崎の独特の発想のボケを高梨が優しく軌道修正するスタイル。
2年目で「笑けずり」のメンバーに選ばれ、優勝したことで知名度を上げた。
新崎は女芸人としては割と可愛らしい容姿だが、素の性格が割とサイコというギャップがある。
コンビ名は松田聖子の「裸足の季節」からとっており、出囃子も同曲。

 
代表作「漫才/家を燃やしてもいい人」
高梨が最近あった嫌なこととして「道でよそ見してぶつかって来た人に暴言を吐かれた」と話すと、新崎が「そういう人の家は燃やしてもいいよね?」と家を燃やすコントに入ろうとする。
高梨が止めると「社宅なら燃やしていいよね?」「行きつけのパチンコ店の交換所なら?」と何かしら燃やそうとする。
「作った大工さんが可哀想」と高梨が諭すと「ぶつかって暴言吐く大工の建てた家なら燃やしてもいいよね?」「人を殺した大工の建てた家なら」「人を殺した木で建てた家なら」などと食い下がりまくる漫才。
 
⑤みーたとゆーじ 結成12年/トゥインクル・コーポレーション所属
みーたとゆーじ.jpeg
左:みーた(ツッコミ) 右:ゆーじ(ボケ)
 

ナヨナヨした乙女系男子のみーたと九州男児のゆーじのコンビ。みーたはゲイというわけではない。
かつてはみーたの乙女系キャラをボケとし漫才をしていたが賞レースなどでは振るわず、ボケとツッコミを入れ替え、ゆーじのパワフルなボケにみーたが振り回されるスタイルに転向したところ、ネタに勢いが増し、賞レースでも徐々に評価されるようになった遅咲きコンビ。
みーたはその独特のキャラからいじられキャラとしてバラエティでも活躍。ゆーじは歌がめちゃくちゃ上手い。

 
代表作「漫才/子供の好き嫌いをなくす」
将来子供が生まれた時に、食べ物の好き嫌いをするような子供になってほしくないというみーたに、ゆーじが好き嫌いをなくす方法を知っていると豪語するが、その方法が「食べ物を残すたびに親族の悪い噂を流す」「GACKTの舌と取り替える」などで、「ピーマンでご近所付き合い狂わされる5親等の気持ち考えて?」「多分GACKTさんグルメなだけで好き嫌いあるよ?」などみーたが嘆きながら独特の言い回しでツッコんでいくスタイルの漫才。
 
 
⑥ウィークエンドトロリーバス 結成5年目/よしもと所属
ウィークエンドトロリーバス.jpeg
左:天野康弥(ボケ) 中央:城前馨(ツッコミ) 右:本田京太郎(ボケ)
 

天野は元「天和」でコント、城前は元「ジョーゼンサワダ」で漫才、本田はピン芸人「どうぞサバラン」としてそれぞれ別々の活動をしていたが、天和とジョーゼンサワダが同時期に解散し、天野と城前が組むという話になった時、「2人とも無表情だから表情豊かな人が欲しい」ということで明るい芸風だった本田を誘いトリオを結成。
漫才、コントどちらもこなすが、主にやっているのはボケ2人の対照的なキャラを活かしたコント。
城前は「よしもとイケメンランキング」上位に入るほどのイケメンキャラ。

 
代表作「コント/血液型」
息子役の城前が、健康診断で行った血液検査の結果を見て母親役の天野と父親役の本田に詰め寄る。
両親は「A型とO型からは生まれ得ない血液型」として「実は本当の息子じゃない」という衝撃的な告白をするが、城前はそんなことより検査で判明した自分の本当の血液型が「ゐ型」という聞いたことのない血液型であることが気になってしまう。
その後も両親は熱く「血が繋がっていなくても家族だ!」「覚えてる?家族で行った小涌園ユネサンス」などとドラマチックに語るが「まずゐ型の生まれるメカニズムを教えろ!」「両親アルファベット俺いろはって異常家族じゃねえか!」と、城前は自分が「ゐ型」であることが気になって全然ドラマチックになれず激昂する。
 
⑦PARTY NOISE 結成7年/トゥインクル・コーポレーション所属
PARTY NOISE.jpeg
左:久代遼介(ツッコミ) 右:田辺直斗(ボケ)
 

大柄で筋肉質なツッコミ担当の久代と、小柄で飄々としたボケ担当の田辺からなるコンビ。
元々正統派の漫才コントが得意で、デビューしてすぐライブなどでの評価は高い一方、賞レースではパッとしなかったが、田辺の天然ながら毒舌な性格と久代の几帳面なキャラを漫才にも取り入れた結果、賞レースでも評価されるようになった。次世代を期待される漫才コンビ。
天然キャラの田辺は実は慶応大学卒業のインテリ芸人。久代はマッチョだが裸が恥ずかしい。

 
代表作「漫才/引っ越し」
近々引っ越しをするので、久代に手伝って欲しいと頼む田辺。
久代は了承するが、手伝いの内容が荷造りであったり引っ越し屋さんへの差し入れのおにぎり作りだったりで「荷物運ばせろ!筋肉使わせろ!」「引っ越し屋さんもマッチョにおにぎり渡されても手伝えマッチョって思うわ!」と吠える。
更に久代は「友達にマッチョがいるというメリットを有効活用しろよ」「世間でくすぶってるマッチョは引っ越しの話が出るたびに遊園地の前の日ばりにウズウズしてんだよ」と力説するが、田辺は「路傍のマッチョに仕事奪われる引っ越し屋さんが可哀想じゃん」「嫌だよ俺マッチョ召喚師ってあだ名付くの」「よく喋るマッチョってなんか面白いね」とヘラヘラしながら毒舌でかわしていく漫才。