クシノテラス

会期:2018年1月20日(土)~ 4月2日(祝) 13:00 ~ 18:00

開館:土曜・日曜・祝日・月曜
急遽休館する場合もありますので詳細はお問い合わせください。

観覧 : 一般 500 円
お問い合わせ:TEL 090-2094-2652

太久磨 個展「自画像としての植物」

 香川県在住の太久磨〔1986-〕は、中学卒業後にアニメーターや映画監督などを目指し上京しますが挫折の連続でした。やがて、自らの生き方を模索するなかで、ゴッホに憧れ絵を描くようになります。上野公園でデッサンをしていた22歳の時、勧誘を受け宗教団体Alephへ入信。仕事終わりに毎日道場へ通い、6年間出家信者を目指し信徒として修行を続けました。29歳で脱会してから、描き始めたのが「自画像としての植物」と題した連作です。

 これらの絵は、ほとんど同じ構図や色彩で描かれ、3年間で100点以上を制作してきました。その背景には、太久磨がアニメーターや宗教団体で培ってきたアニミズムの思想や宗教観が色濃く反映されています。これまで誰にも知られることのなかった"現代の宗教画"とでもいうべき作品群を本展では初公開します。信仰に対する心が失われつつある現代社会だからこそ、太久磨が描く不条理で妖艶な世界観は私たちの心に響くことでしょう。「植物」の絵を描くことで太久磨が自身の生き方を見つめ直しているように、本展との出会いが誰かの人生を良い方向へと導くことを願ってやみません。

  • たくま

    太久磨

    1986年生まれ、香川県在住。

    アニメーターや映画監督などを目指し上京するも挫折。

    ゴッホに憧れ絵の道を志していた22歳の時、宗教団体Alephの勧誘を受け入信。

    仕事終わりに毎日道場へ通い、ヨガの修行を続ける。

    29歳で脱会してから、「自画像としての植物」と題した絵を描き始める。

    2015年5月に香川県に帰郷してからは、アルバイトをしながら絵画制作に打ち込み、3年間で100点以上を描いている。