クシノテラス

会期:2019年1月12日(土)~ 2月26日(日) 13:00~18:00

開館:土曜・日曜・祝日
※急遽休館する場合もありますので詳細はお問い合わせください。

観覧 : 一般 500 円
お問い合わせ:TEL 090-2094-2652

アウトサイド・ジャパン展

櫛野展正の新刊「アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート」(イースト・プレス)の刊行を記念した展覧会。

13組の表現者が集います。

  • あっきのこ

    あっ!きのこ

    2016年秋、ハロウィンの仮装で購入したドーランの使い道を考えていたとき、変装を思いつく。

    次第に新聞紙や段ボールなどの日用品や不用品を素材に小道具を作成。

    自らが「B級仮装」と名付けた扮装を自撮り撮影した姿を、ツイッターに投稿し始める。

    仕事の休憩時間を利用し、職場で小道具を作成、帰宅後にツイッターへのアップすることを日課としており、これまでに制作したB級仮装は500点に及ぶ。

  • とみまつ よしたか

    富松 義孝

    1945年生まれ、福岡県在住。

    中華料理店や熱帯魚店、骨董品店などの経営をしていたが、子どもが成人したことを機に離婚。

    福岡県久留米市内のアパートで独居生活を送っている。

    10年以上前から、自らペイントを施した色鮮やかな服を纏い、自転車に乗って街を徘徊している。

    その色鮮やかな姿から、「カラフルおじさん」の愛称で親しまれている。

  • しんこ

    新子

    愛知県在住。

    幼少期から自らの性別に悩み、性同一性障害を抱え生きてきた。

    絵を描くことが好きで、2008年ごろから、金山駅の路上で絵の制作と販売を開始。

    下書きなどは全く行わず、その場にあった画材を使って自らの心情を吐き出すように即興的に描いていく。

    使用している画材も安価なものが多く、紙が足りない時は裏面に描くこともある。

    作品のタイトルはおろか、いつ描いたかという記録さえ記していない。

    自宅は2000点を超える絵画があふれている。

  • ふかざわ かなこ

    深沢 佳那子

    文学研究者。

    現在の主な研究テーマは日本神話における性器のシンボリズムについて。

    上代の文献を研究する傍ら、現代における性器崇拝の実態を知るべく全国でフィールドワークを重ねる。

  • すぎの いちを

    スギノ イチヲ

    1965年生まれ、広島県福山市在住。

    広島県福山市で2人兄弟の弟として生まれた。

    2歳の時、「子どもを2人も育てられないから」という経済的な都合で、彼だけを福山に残して家族は徳島へ転居。

    福山の祖父母の家で育てられたことで、幼少期から孤独感や疎外感を感じて生きてきた。

    高校1年生のとき、古本屋で「つげ義春」の漫画に出会ったことで漫画の収集に没頭。

    東京の大学を卒業後は、地元の広告デザインの会社に就職し現在に至る。

    人生も半世紀を過ぎ、自分らしい表現方法で人生の爪痕を探っているとき、髪を伸ばしている理由を知り合いに指摘された際、冗談で「キダ・タローみたいな髪型にしようと思っとるんじゃ」と返答したところ、意外にも賞賛を受ける。

    2017122日に自宅でくつろいでいた際に、知人の返答を思い出し、ガムテープなどを利用してキダ・タローに変装したところ、酷似していることに気づき、その日からInstagramへの投稿を続けている。

    好きな作家の顔まねを「#おじコス」とハッシュタグをつけて投稿し続けることで、自分が好きな作家を他の人にも知ってほしいという思いを抱いている。

    投稿した顔まねは200人を超え、模倣することで満たされる開放感は、生きる喜びとなっている。

  • らーてるさん(あなぐまはちろー)

    ラーテルさん(あなぐまハチロー)

    大阪府在住。

    幼少期から他者とのコミュニケーションに困難さを抱え、発達障害・うつ病・統合失調感情障害の診断を受ける。

    中学生の頃から家に引きこもるようになり、絵を描き始める。

    以来、15年以上にわたって自室で絵を描き続けている。

    これまでに描いた作品は優に300点を超え、どこかグロテスクな絵が多いのは、大好きな80年代のB級ホラー映画の影響が大きい。

  • えんどう ふみひろ

    遠藤 文裕

    1972年生まれ。福岡県在住。
    20歳のとき、ノートの1ページを利用して「幻マガジン ナンセンス」という誰にも見せることのない豆本を2年間で全99巻制作。

    その内容は4コマ漫画や連載小説や編集後記など多岐にわたる。

    その後、勤めていた医薬品卸会社の同僚などをモデルに本社宛ての電子メールに小説を執筆。

    現在も保管されているノートには大量のネタが細かい字で記されている。

    やがて、自らが訪れた美術館や映画館のスクラップが紙面の多数を占めるようになり、有名人やそれとは無関係の風景をコラージュした「関連妄想」の世界を楽しむようになる。

    現在は、櫛野展正を追いかけながら仕事の合間にスクラップ制作に勤しむ日々を送る。

  • つじ しゅうへい

    辻 修平

    1977年生まれ。

    東京芸術大学に3浪の末、失敗したことがきっかけで2000年より独自の絵を描き始める。現在は、東京都足立区にあった祖母の家を改築し「あさくら画廊」を経営。館内外は全てショッキングピンクで統一され、そこをアトリエとして日々多様な作品を生み出し続けている。

  • なおまる

    なお丸

    埼玉県在住。自らを「なお丸」と名乗る。

    調理師免許を取得後に体調を崩し自宅療養していた際に、自らが創造主となり独自の創世神話を構築。物語制作と並行して樹脂粘土を使い、その登場人物を多彩なフィギュアとして創作する。これまでに生み出したオリジナルキャラクターの数は300体以上。

  • すとれんじないと

    ストレンジナイト

    栃木県那須高原にある私設博物館「創作仮面館」館主。

    館内には、廃材などを使ってつくられたオリジナルの仮面が「2 万点」以上展示され、建物全体も仮面や人形で覆われている。

    1年間を通して、ほとんどの日が休館日。

    普段よりマスクマンとして、素顔を明かさずに生活している。 

  • こばやし いつお

    小林 一緒

    1962年生まれ。埼玉県在住。

    調理師として蕎麦屋や給食センターに46歳まで勤務した後、アルコール性神経炎を患い歩行困難な状態となる。18歳頃から書き溜めたメモ書きを頼りに、当時の記憶を呼び起こしノートに自らが食べた料理のイラストと感想を描き続けている。