クシノテラス

会期:2020年11月14日(土)~ 11月23日(月祝)
入館:無料
会場:クシノテラス
(広島県福山市花園町2-5-20)

クシノテラス アートスクール お披露目展

2018年から「クシノテラス アートスクール」と称して障害のある人たちへのアートサポートを続けてきました。
コロナ禍もあり、ギャラリーを休館していましたが、久しぶりに開館します。
常設展の目玉は、パリのアウトサイダーアートフェアで話題を呼んだ与那覇俊さんと、ニューヨークのアウトサイダーアートフェアで人気だった戸舎清志さんです。

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、事前予約制となります
ご予約/
kushiterra@gmail.com

  • とや きよし

    戸舎 清志

    1969年生まれ、島根県在住

    出雲市の山間部で両親と暮らしている。

    建物以外の道路や駐車場、空き地などすべての空間が、たくさんの車で埋め尽くされた町の俯瞰図を描いている。描かれた建物には、実在するものも多く、職場へのバス通勤時や母親の車の乗車時に眺めた町の風景を記憶し、それらを組み合わせて描いているようだ。

    これまで描いた絵画は1500枚以上に及び、家族によって自宅の押し入れで保管されているが、描き終えた絵に執着はないようだ。

  • よなは しゅん

    与那覇 俊

    1979年生まれ、沖縄県在住

    大学4年生になったとき、「おじいさんの生霊が頭の後ろに取り憑いている」と周囲に訴えるようになる。

    やがて、生霊の存在は与那覇さんに精神的な不安定さをもたらし、家族へ助けを求めるようになる。

    2013年9月、知人の作品に触発され、本格的に絵を描くようになる。

    次第に大判の紙に描き始め、画中の至るところには、みずからに取り憑く「おじいさん」の姿やそのセリフを描いている。

    ときには自身に関連した実在の人名や出来事を描くこともあり、みずからが経験した情報を絵に反映させている。

  • とみまつ よしたか

    富松 義孝

    1945年生まれ、福岡県在住。

    中華料理店や熱帯魚店、骨董品店などの経営をしていたが、子どもが成人したことを機に離婚。

    福岡県久留米市内のアパートで独居生活を送っている。

    10年以上前から、自らペイントを施した色鮮やかな服を纏い、自転車に乗って街を徘徊している。

    その色鮮やかな姿から、「カラフルおじさん」の愛称で親しまれている。

  • しんこ

    新子

    愛知県在住。

    幼少期から自らの性別に悩み、性同一性障害を抱え生きてきた。

    絵を描くことが好きで、2008年ごろから、金山駅の路上で絵の制作と販売を開始。

    下書きなどは全く行わず、その場にあった画材を使って自らの心情を吐き出すように即興的に描いていく。

    使用している画材も安価なものが多く、紙が足りない時は裏面に描くこともある。

    作品のタイトルはおろか、いつ描いたかという記録さえ記していない。

    自宅は2000点を超える絵画があふれている。

  • とや まこと

    戸谷 誠

    1944年生まれ、東京都在住。

    多摩美術大学を卒業後、父親が開業した薬局で自分だけの絵を描く生活を始める。

    1970年に京都の画廊で初個展して以来、定期的に発表を続けている。

    50代半ばには薬局を閉店し、現在も絵を描くことに没頭する日々を送る。

  • おがわ たくいち

    小川 卓一

    1921年生まれ。広島県在住。

    戦後、地元の広島県尾道市で繊維工場を営む。定年退職後より精力的な創作活動を開始。80代後半から独学で石彫を始め、本物そっくりの食べ物や人体などをテーマにした石の造形物を制作。私設美術館「ふりむきやかた」には膨大な量の絵画や立体作品が展示している。

  • いとう てるまさ

    伊藤 輝政

    1975年生まれ。広島県在住。

    出生時より心臓に障害を抱え、その影響で極端に運動が制限され、これまで生活のほとんどを自宅で過ごす。幼少期に見た菅原文太の映画『トラック野郎』シリーズがきっかけで、デコトラやクレーン車、消防車から右翼の街宣車に至るまで、雑誌やインターネットで見た実在の特装車たちを見事に三次元化し、幼少期から誰に見せるわけでもなく約30年間で800台ほどつくり続けている。