発達障害の種類

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●発達障害の種類

いくつかタイプに分類することができます。

1) ADHD (注意欠陥・多動性障害)

「Attenuation Deficit Hyperactivity Disorder」のそれぞれの頭文字をとったもので、現れ方の違いにより、3つの特徴があります。

こうした症状は一見すると誰にでもありますが、ADHDの場合、その度合いが大きかったり頻度が高かったりします。

●不注意

集中力が続かず注意力が持続できないなどの症状があります。

おとなしく目立たないため、障害と気づかれにくい傾向があります。

例えば、

  • 言われたことを聞いていない
  • 課題を最後までやり遂げられない
  • 毎日の活動や約束を忘れてしまう

 

●多動性

じっとしていられない、落ち着きがなく行動をコントロールできない

 

例えば、

  • しゃべりだすと止まらない
  • 落ち着きがないと指摘されることが多い
  • 長時間じっとしていることが苦手

 

●衝動性

衝動的な感情を抑えられない

例えば、

  • 順番を待つことができない
  • 質問が終わる前に答えてしまう
  • 順番を守ることが苦手

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2) 自閉症スペクトラム (ASD)

対人関係が苦手・強いこだわりといった特徴をもつ発達障害のひとつで、下記のような特徴があります。

●社会性の障害

常識や社会の暗黙のルールから外れた行動を取ってしまい、他者と相互的な交流を行うことに困難があります。

●コミュニケーションの障害

相手のボディーランゲージや表情が示す意図を感じ取れなかったり、言葉の裏の意味を理解できなかったりすることに困難があります。

●想像性(イマジネーション)の障害

次に起こることを想像することが難しく、曖昧な表現や相手の感情など目に見えない物を察することに困難があります。

感覚の特異性

聴覚、視覚、味覚、嗅覚、触覚、痛覚、体内感覚などすべての感覚において敏感あるいは鈍感さが生じることが知られています。

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3) 学習障害 (LD)

「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる障害のことを指します。

読字障害(ディスレクシア)

文字の区別ができない、文字を音声に結びつけられない

書字障害(ディスグラフィア)

うまく綴れない、鏡文字になる、句読点がうてない、助詞のつけ方がわからない

算数障害(ディスカリキュリア)

繰り上がりがわからない、数字や図形を正しく写せない

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「障害」ではなく「障がい」という表記を目にする機会も多いかと思います。

それぞれの障害には、明確な境界線がありません。

例えば、虹の色は日本では7色と言われていますが、時代や地域、国や民族によっては、5色や6色や8色、なかには2色や3色という考え方もあります。

つまり同じ障害で同じ症状の人は、ひとりもいません。

そして、虹の色というのは連続体 (グラデーション) であって、明確な色の境界線はありません。

同様に、それぞれの障害もその症状の現れ方、重症度や年齢などにより変化することから、ひとつの連続体として捉える必要があります。